6月24日(現地時間)、ベネズエラ北部(主にヤラクイ州周辺)を震源とするM7.2(前震)とM7.5(本震)の連続地震(ダブレット地震)が発生しました。
当初の死者予想が10万人(捜索活動中のため、被害の全貌はまだ)。
ベネズエラの震災はスゴイ状態ですが、まずは瓦礫の下から人々が救出されていることを喜びましょう!
昔ニュージーランドでも同様の地震がありましたが、地震の規模に対して被害が大きくなりがちです。同じ日に日本の青森沿岸でも地震がありましたが、大事には至っていません。日本はこれまでの歴史から、完璧に地震対策が成されているためでしょう。
それに対して、ベネズエラやニュージーランドのように、西欧の支配者が植民地として開発した地域は、地理的な歴史を完全無視して建物や町を作るため、地震がほとんどない欧州の感覚でブロックやコンクリートで建物を建てます。
そのため地震が起こると予想以上の被害になるのでしょう。建物の崩壊による死者が多いからです。地震や自然災害にはサイクルがあるでしょうから、その歴史を完全無視して植民地を作ることがいかに無謀であるか・・。
エルサルバドルの活躍
心配されているベネズエラには、エルサルバドルから、地震発生後すぐに6回に渡る救援物質や救援隊が入りました。お世辞にも経済的に豊かとはいえない国からの惜しみない支援に対し、世界は自国の有様をまずは恥じるべきだと思います。エルサルバドルが即座に支援できたのは、一重に国内が安定しているから。世界中のほとんどの国は、国内政治が不安定であるため、他の国をサポートする余裕がありません。
さらに被害者の捜索活動がひと段落すると、食糧や医療の支援など、ブケレ大統領自らが現場を指揮し、惜しみない援助を続けています。
ベネズエラ政府のいい加減さ
その一方でベネズエラの実態が今回の震災で見えてきました。
ベネズエラの影の支配者:ディオスダド・カベージョという「麻薬王」の存在。彼は、アメリカ政府から麻薬密売で懸賞金がかけられています。救援活動を妨げており、米国からの救援隊との口論の場面も写されています。救急隊員は口論ではなく、彼を母国へ持ち帰れば大金持ちに。
カベージョ氏は、ベネズエラのボリバル革命(チャベス革命)の初期から現在まで、軍・党・政府の要職を歴任。政権の「影の支配者」であり「強硬派の象徴」。
さらに、世界各国からの救援隊の活動の中、ベネズエラ軍は何もしていない姿が撮影されています。それどころか、外国の救援隊を拒否、救援が間に合わない場所で救援活動しようとする市民の立ち入りを禁止。そればかりかベネズエラ警察が率先して略奪を行っています。もうこれは「しっちゃかめっちゃか」って言いますね😌
日本人ジャーナリストが、ベネズエラのスラム街について的確な指摘をしており、おそらくスラムは壊滅状態。当初の死者予想は10万人でしたが、ひょっとしたらそれを超えるかもしれません。それにしても震災から見えるベネズエラの政府のいい加減さよ。完全に国家が崩壊しており、この震災でそれが明らかになっただけ。さらに別の場所では洪水も発生しています。
同時期に欧州を熱波が襲う 太平洋沿岸で広範囲に同時期に地震
私は、「太平洋沿岸で起こる地震と欧州での異常な暑さに関係があるのか?」が気になり、Grokに聞いてみました。そしたら、直接の関係はありませんが、間接的には関係があるそうです。気候の変動が氷が解けたり凍ったりの変化となり、それが地殻への負荷具合も変化させるのだそうです。
ちなみに、今回は太平洋沿岸で広範囲に同時期に地震が発生しています。太平洋って大きいですからね。海が持つエネルギーも物凄いものがありそうです。しばらくは再度の地震に警戒が必要かもしれません。
日本では、こんな時は必ず「現金」を手元に置いておくことをお薦めします。避難所へは一時的に非難するのはいいとしても、非難が長期になりそうであれば安全な町でホテルに滞在するなり、新しくアパートを借りるなりして下さい。備蓄を薦める方もいますが、備蓄はいざとなったら持ち運べません。とにかく身軽にして逃げましょう。
JICAの指摘は生かされず
日本のJICA(日本国際協力機構)が、過去に、「カラカスの地震に対する脆弱性」をベネズエラに警告していたことを記憶していた方がいました。ベネズエラは元々地震大国で、さらに地盤が弱い場所に都市が建設されている危険性を指摘。20年前の警告は無視され、現在の惨劇となりました。
どの国もそうですが政府の愚策は国民の命に直結します。
国の不正が国を亡ぼす
聖書には、国家の不正や汚職がはびこることで、国が亡ぶと何度も警告されています。不正は国の基盤を軟弱にさせ、自然災害や外国からの侵略に耐えられません。国内で「正義を成す」ことがどれだけ国家を盤石にするのか・・・。今回のベネズエラの災害から学びたいと思います。悪は弱いのです。そして正義は強いのです。
関連記事
「やったぞ、サンティアゴを救出した。たくさんの遺体を引き上げた後、10歳の少年が3日目、ほぼ4日目に生きていた。容態を安定させてカラカスに送った。彼は生きている」と、ベネズエラでの救助活動を支援するパブロ・ヤミル・ラメダ医師は語った。
当初派遣された隊員のうち、さらに180人が現地に残り、任務を継続する。この飛行機には、地震で被災した地域での活動を強化するため、医薬品、食料、物資、機材など、人道支援物資5トンも追加で輸送される。「我々の救助チームは100%の力で活動を続けている」とブケレ大統領は述べ、新たに加わる隊員の多くが、ますます困難な任務に直接参加することになるだろうと警告した。
このプロジェクトは2002年から2005年にかけて実施され、最終報告書は2005年3月に当時のウゴ・チャベス大統領に正式に提出された。一部の人が信じているのとは異なり、この調査は地震を予測したものではない。調査が行ったのは、科学的根拠に基づき、カラカスは地質学的位置、土壌の特性、都市計画の強化、建設基準の更新、防災対策の改善の緊急性から、非常に脆弱な都市であると警告することであった。報告書は地震リスクに加え、地滑りや洪水などの脅威も評価し、将来の自然災害の影響を軽減するための具体的な対策を提案した。警告は既に存在していた。知識も、提言も存在していた。しかし、その報告書は無視された。今日、ベネズエラは何十年にもわたって科学と予防の警告を無視してきたことの代償を払っている。
おまけ(記事とは無関係です😉)
#ベネズエラ地震 #エルサルバドルの救援活動 #ブケレ大統領 #ディオスダド・カベージョ #HAARP
0 件のコメント:
コメントを投稿